チチ「百点がどうしたっちゅうんなら~!!そんなん普通に極当たり前に有り得る事象やんけ。通常の理解の範疇を超える出来事が起きたっちゅうんなら、ビックラコキもするけどのう。いちいちそんな事、報告つかまつるんぢゃねえ!!」
ムスコ「そんな・・・。そんな言い方って、無いぢゃん!!チチギミは、可愛いムスコが愛しくないの!?」
チチ「愛しい、愛しくないの問題ぢゃあ無え!!・・・ええか、よう聞け、ムスコよ。」
私は、窓を明け、夜空にきらめく一番星を指差そう・・・と、思ったが、まだ日の暮れぬ午後4時である事に気づき、少々、恥ずかしさを隠し切れなかったが、そこはあえて押し切った。ムフフ・・・(しばし、自己陶酔)。それが大人よ、それが男よ。
ムスコ「何、ひとりでニヤニヤしてんだよ~!!」
チチ「うおぅっほん。ええか、ムスコよ。今から、このチチが、貴殿に対し、一大発表をするが、こころして聞くように。仮にショック死したところで、ワシは一切責任持たぬぞよ。それでもヨカトン?」
ムスコ「その挑戦、受けて立つ!!」
チチ「ええか、お前は百点取ったって喜コンドルけどの~。百点満点のテストなら、百点取るのが普通にノーマルで、それ以下なら、あんた駄目ね~!!って事なんよ。もしもだ、もしも仮に、おめ~が、百点満点のテストで101点取ったと言うのであれば、それは全日本ビックリ大賞への参加対象にもなるやろうし、このチチにとっても、青天の霹靂とでも言うべき、驚くべき事実であると言う事は、無きにしもあらずんば、孤児を得ず・・・テコト。」
ムスコ「そんな~!!百点満点のテストで、どうやって、101点取れって言うのさ~!!そんなんムリッショ!!」
チチ「いや、それが、あながち無理では無いのだ。」
(つづく)