かわいそう・・・と言えば、かわいそうである。
かと言って、かわいそうではない・・・と言えば、かわいそうではないかと言えば、かわいそうではない・・・と言っても、かわいそうである。
何せ、選択肢がないのだ。
幼少時に、まともな教育を受けてこなかったのだ。
教えられてしかるべき事柄を、教えられてないのだ。
選ぶも何も、それしかないのだ。
それをする事しか出来ないのだ。
それをしないと言う選択肢すらないのだ。
かわいそう・・・と言えば、かわいそうである。
しかし、まわりは迷惑でしかない。
しかも、なぜそうするのだろう?・・・と、頭を悩ませなければならない。
なぜもくそもないのに・・・。
二つあるうちの一つを選んだのであれば、批判にも値するが、そもそも選択肢が一つしかないのだから、批判するのであれば、その存在自体を根本から批判せねばならなくなる。
おおかみにそだてられたこども。
けもののこはけもの。
かちくのできそこない。